トミカ 救急車2024年06月15日 15:52

トミカの「 トヨタ ハイメディック救急車」です。

「後のドアが取れる」という事で修理依頼されました。

バックドアのヒンジ部分を調べると、ヒンジを抑える金属プレートが無くなっていました。このプレートがないとバックドアは簡単に外れてしまいます。

ジャンク箱から使えそうな穴あき金属プレートを探し出し取りつける事にしました。
元のプレートはダイキャストボディから出ているリベットで固定されていましたが、このリベットば使えません。リベットの部分に2mm径の穴を開けてビス、ナットで固定する事にしました。車体の天井に穴があき、ビスの頭がでますが、幸い救急車の赤色灯の部品が天井の上に乗るので隠れてしまいます。

バックドアを取り付けてテストすると、ドアは外れなくなりましたが、開いた状態でとまりません。

プレートが十分にヒンジを押してないらしいので、ヒンジに接触する部品にネジを取り付けてヒンジを押せるようにすると、何とか、開いた状態でとまるようになりました。

これで、修理依頼のバックドアは完了ですが、白色の塗装が剥がれて残念な状態です。白色のタッチペンで塗装ももう少しマシにしたいと思っています。

トミカ 救急車 ヒンジを固定2024年06月15日 16:11

金属プレートが無くなっていた部分に、ジャンク箱にあった穴あきプレートを使いました。

トミカ 救急車2024年06月15日 16:19

トミカの日産キャラバン救急車です。

「後のドアが取れる」という事で修理依頼されました。

調べるとバックドアのヒンジを固定するプレートは無くなっていませんので、バックドアが外れることはありません。しかし、プレートの押えが弱いので開いた状態で止まりません。

分解して調べようかと思ったのですが、ネジではなくリベットで固定されており、ドリルでリベットを削って分解して、ネジ穴をあけてネジ止めで再組み立てする必要があります。作業に失敗して他の部分を壊してします可能性もあります。

バックドアは、開閉できて、外れないので、無理をしないでこの状態で返却する事にします。

トヨタの救急車と同様に、白色の塗装が剥がれているので、塗装はなんとかしたいと思っています。

トミカ グレーの軽バン2024年06月15日 18:43

トミカの「ダイハツ ハイゼット」です。

「トランクドアがおちる」という事で修理依頼されました。

調べるとバックドアのヒンジはプレートでとまっていますので、外れることはありません。
ややプレートの固定が弱く、開いた状態で止まりません。

これもダイキャストボディのリベットで固定されているので、リベットを削ってネジでとめ直すと天井に穴ができる等、多くの問題が発生してしまいます。

なんとか、他の方法で解決できないか考えて、問題のプレートを下から押してヒンジに密着させる事にしました。

車体のリアシートの後に硬いゴムのブロックを入れてゴムの弾性で密着させる事にしました。

早速、カッターでゴムを加工して取り付け、テストしてみましたが、開いた状態でとまるようにはあと一歩でした。

返却日まで、ゴムを調整してみようと思っています。

トミカ グレーの軽バン ヒンジ部分2024年06月15日 18:44

プレートとヒンジの圧着が不十分になっています。

トミカ グレーの軽バン ゴムのブロック2024年06月15日 18:46

ゴムのブロックで圧着させようとしました。

トミカ スズキ スイフト(青色)2024年06月15日 18:51

トミカ スズキ スイフト(青)です。

「トランクドアがおちる」という事で修理依頼されました。

このトミカもバックドアのヒンジを押さえるプレートの圧着が弱くなっているようです。

グレーの軽バンと同じように、ゴムのブロックでプレートを押す事で解決できないかやってみました。

バックドアが小さい等、ボディを分解しないとゴムを入れることができません。

フレームからボディを外すには、底面にあるリベットを1つ削る必要があります。覚悟を決めてドリルで削って分解しました。

リアシートの中央部分にゴムを積み上げると問題のプレートを上手く押す事ができました。

再組み立てして、バックドアを動かすとなんとか開いた状態でとまるようになりました。

後は、削ったリベット部分に穴をあけて、ネジでボディとフレームを結合させました。小さいネジですが、なんとか固定できました。

修理依頼の問題はなんとかなりそうですが、このトミカも塗装が残念な状態です。なんとかするように考えています。

トミカ スズキ スイフト(青色)ゴムブロック2024年06月15日 19:07

リアシートに積み上げると上手くいきました。

イルカのストラップ2024年06月15日 21:34

「マリン プルプル ストラップ イルカ」です。
振動ユニットが入っており、リングを引くとプルプル振動するようになっています。

「ヒモが戻らない」という事で修理依頼されました。

ヒモを引くとゼンマイを巻き上げますが、途中で滑って巻き上げなくなります。

ゼンマイのシャフトとギアに滑りがありそうなので分解してみると、ゼンマイのシャフトに同軸でついているラチェット部品が滑っていました。
シャフトの滑り止め加工した部分にあるはずの部品が滑り止め加工していない部分へずれていた事が原因でした。

正しい位置に戻して動作確認すると、正常にヒモが戻りました。

イルカのストラップ 滑り止め加工2024年06月15日 21:46

滑り止め加工した部分が見えています。
シャフトを叩きこんで、滑り止め加工部分をラチェット部品に合わせました。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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