フェイスシールド2020年05月20日 08:59

おもちゃ病院が休院中なので、修理するおもちゃがありませんが、おもちゃ病院が 再開院した時に役立つかなと思い、フェイスシールドを手持ちの材料で作ってみました。(スーパーのレジ担当など、マスクとフェイスシールドが必須アイテムになっているみたいです。)
テレビやネットで紹介されているものは、3Dプリンターで作るようですが、高級な機材がないので、ハサミでカットして、両面テープで張り付けるだけで作ってみました。
材料は、片面がアルミ箔のクッションシート(5mm位の厚さ)です。柔らかくて強度も十分です。これを、幅5cm長さ50cm位にハサミで切り取ります。長い方の両端付近に穴を開けて、ゴム紐(25cm程度)を通して結びつけます。
これで、アルミクッションシートのハチマキができました。このハチマキ部分に、A4サイズのOHP用透明フィルムをダブルクリップで固定すればとりあえずは完成です。
しかし、このままでは、透明フィルムが顔に接近し過ぎるので、額に当たる部分のクッションシートを更に3枚重ねて両面テープで貼り付けて15mm改善しました。
また、ハチマキの部分は、おもちゃ病院らしく、かわいいキャスターがあった方が良いと思い、ネットのフリー画像から動物の顔のイラストをダウンロードしてPPC紙に印刷してダブルクリップでOHPシートと一緒に挟んでみました。
たまたま、手持ちにあった材料で作ったものですが、まあまあの出来上がりと思ったので紹介させていただきます。

フェイスシールドの材料2020年05月20日 09:33

片面がアルミのクッションシートです。以前、望遠鏡をケースに入れる際のクッション材料として買って使った残りです。

フェイスシールド ハチマキ部分2020年05月20日 09:40

ハチマキ部分を上から見た写真です。

ビニールカーテン2020年05月21日 09:53

フェイスシールドに続き、受け付け用にビニールカーテンも作ってみました。手持ちの材料だけなので、簡単なものです。
まずは、ビニールシートですが、何か大きい物を買った時に包装してあった大きなビニール袋を切って使いました。新品ではないので、汚れ、シワがありますが、とりあえずの材料として使いました。
次に、柱の材料として、何かを分解して廃棄した時にとっておいたプラスチックパイプです。外形が12mm位、長さが900mmのベージュ色のパイプです。
パイプを支える基台部分ですが、捨てないでとっておいたCDのスピンドルケースに底面のがピッタリの合うケースがあり、これに差し込んで基台としました。また、不要になったCDをケースに入れると錘としてちょうど役だちました。
ビニールシートですが、両端を輪にしてテープでとめて、パイプを差し込んで立ててみましたが、シートにかかる重力で、柱の先端の方がシートの中央側に傾きシートの上部が撓んでしまいます。
柱の先端の間隔を保つため、梁になるような材料を手持ちから探しました。屋内用配線カバーの上半分が、柱の先端にピッタリはまって、ちょうど良い梁になりました。これで、一つがとりあえず完成しました。
もう1つ作るだけのパイプとスピンドルケースがあったので、柱をスピンドルケースに差し込んで、柱の先端に配線カバーを嵌め込み、枠を作ってから、ビニールシートを梁(配線カバー)にテープで張り付けて、垂らすようにもしてみました。これでも、大丈夫のようです。
ビニールシートのシワが気になりますが、おもちゃ病院に再開で役立つかなと思っています。

ビニールカーテン 基台部分2020年05月21日 10:20

CDのスピンドルケースです。パイプがピッタリおさまりました。

ビニールカーテン 柱の先端2020年05月21日 10:21

柱の先端に配線カバーを嵌め込み、梁にしました。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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