おもちゃの掃除機2019年07月20日 15:36

ピンク色のおもちゃの掃除機です。
動かないという症状です。
モーターの不良ということで、別のおもちゃドクターから引き継ぎしました。
モーターの汚れを落として組み立てると上手く動かないということです。
モーターは9Vで動作するようになっています。
ブラシもカーボンで、いつも扱っている3Vのモーターより強力で大きな電流が流れそうです。
モーターだけを4Aの定電圧電源から9Vをかけてみると、きっちり組み立てると動きません。少しルーズにすると正常に回転します。きっちりにすると、どこかで摩擦が大きくなるのではと思います。
動かないと困るので、ややルーズに組み立てました。
モーターのシャフトには、シロッコファンがつくのですが、穴がやや大きくなり滑って、高速回転させるとファンがケースに接触してしまいます。瞬間接着剤で滑りをなくしました。
また、電池ボックスの電極が、激しく腐食して、青色のサビに覆われていました。ヤスリでサビを削り落として、スプレーオイルを吹き付けておきました。
これで、一応、動作するようになり、完了としました。

魚釣りのおもちゃ2019年07月28日 02:00

魚釣りのおもちゃです。
黄色い部分の穴に入れた魚を釣るようになっています。
中央部分にゼンマイユニットがあり、ゼンマイが戻る回転がポリアセタール製のギアを介して魚が入った黄色い部分を回転させるようになっています。
分解して調べると、ゼンマイユニットから出ているポリアセタール製のギアのシャフトがねじきれていて回転が伝わらなくなっていました。
ポリアセタール製のシャフトの太さは1mm程度と細く、シャフトとギアの中心に0.5mmの穴をあけてピアノ線をタボにして接着剤で繋いでみましたが、もともとポリアセタールは接着剤が効きにくいのと、かかる回転の力が大きいので、充分な接着力が得られずすべってしまって上手く動きません。
ゼンマイユニットを分解してねじきれたシャフト部分を金属製のシャフトに置き換えることも考えましたが、上手くいく見通しがないので、今回は、修理不能で返却させて頂きます。
<< 2019/07 >>
01 02 03 04 05 06
07 08 09 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

このブログについて

おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
記事、画像は、営利目的の転載を禁じます。

最近のコメント

最近のトラックバック

RSS