イワヤの小猫 尻尾 TPUで出力2022年08月04日 08:48

軟質のTPUフィラメントを買ったので、イワヤの小猫の尻尾を出力してみました。

順調に出来上がったのですが、サポート材との接着が強くPLAのように脆く割れないので、上手くサポート材が剥がれません。
ベースのマグネットシートとの接着も強く剥がれにくいです。ガラスシートにして、マスキングテープを貼るとかスティックのりを塗るとかすると、良いようです。

根本的には、スライサーの設定で調整するらしいのですが、よくわかりません。

とりあえずは、できるだけサポート材を取り除きました。表面の見た目は良くないですが、ぬいぐるみ内部のパーツなので、問題無いと思います。

柔らかさはPLAでは薄く作ってなんとかしましたが、TPUは完全にゴムのやわらかさです。

小猫の尻尾はこれでOKとしました。

TPUでゴムベルト2022年08月04日 14:01

キャタピラーのような太いゴムベルトはTPUフィラメントでできそうなので、おもちゃ修理で時々必要になる細いゴムベルトをTPUフィラメントで作ってみました。

断面が四角形、太さが1mm位で、直径が2cm3cm4cm位の細いドーナツ型を3DCADで作りました。

出力してみると、マグネットシートのベースに張り付いて断面が四角形になりません。また、ヘッド移動中にヘッドから垂れたTPUがヒゲのようになります。
決定的にダメだったのは、プーリで使うゴムベルトに比べて弾性がなく全く伸びないことです。
ゴムバンド(オーバンド)のように、伸び過ぎるのもだめですが、全く伸びないのも駄目です。

もう少し薄く太いベルトなら上手くできるかもしれませんが、細いゴムベルトは駄目でした。

キャタピラー その72022年08月04日 21:01

PLAで出力して硬いのでキャタピラーには無理があるとしたデータをTPUで出力してみました。

ゴム製キャタピラーとして使える柔らかさです。輪ゴムで少し力を加えると簡単に曲がります。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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