3桁デジタル電圧計2025年09月11日 10:25

電池チェッカーで上手く使えたデジタル電圧計をネット通販で買い物のついでに数個買ってしまいました。

おもちゃ修理では、テスターを使って電池から基板まで電圧を追って断線箇所を探すことが多いです。
直流数Vの電圧だけでいいので、片手で簡単に測れるペンタイプの電圧計を作ってみることにしました。

3線式を注文したつもりが、よく確認しなかったので間違って2線式が届きました。2線式は測定対象から電圧計の動作させる電源も利用するので、4.5V程度以上でないと表示しません。(ネット上の説明では2.4V以上となっていましたが)

これは困ったと思いましたが、基板を見ると入出力のランドが3つあり、赤色リード線がハンダ付けされているランドと3つ目のランドが0Ωのチップ抵抗で繋がっています。また、3つ目のランドから半固定抵抗に繋がっているので、これが入力で、0Ωのチップ抵抗を外すと3線式になるのではと思ってやってみました。

予想通り、赤色黒色のリード線に5Vの電源を繋ぎ、3つ目に黄色のリード線をハンダ付けして使うと、0Vから表示しました。

上手くいったので、使わない単4電池2本用の電池ボックスに入れてみました。スイッチを入れる余裕がなかったので、ミノムシクリップでスイッチの代わりにしました。5Vの電源は昇圧コンバーターを使って電池1本で動くようにしました。

ペンタイプのケースを3Dプリンターで作りたいと思っています。

3桁デジタル電圧計 2線式2025年09月11日 11:11

3線式のはずが不注意で2線式が届いてしまったのですが、赤色リード線と左側を繋ぐ0Ωのチップ抵抗を外すと3線式になりました。

3桁デジタル電圧計 試作1号2025年09月11日 21:56

単4電池2本用ケースの3Dデータを元にして、電源スイッチが入るようにしたケースを作りました。

測定用端子は、円錐形部分の先端がプラス極です。
マイナス極はネジをミノムシクリップで挟むようにしました。

上手くできたので、上蓋を作ります。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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