掛け時計 ― 2018年02月03日 19:46

フクロウの掛け時計です。
上手く動かないというものです。
時計は、おもちゃ病院修理対象かどうかということはありますが、是非とも治してほしいとの依頼です。
時計モジュールのほか、連動して音楽と時報の音を出す回路としっぽの振り子を動かす回路がついています。
時計の運針が止まってしまうとのことでしたが、新しい電池をセットすると快調に動いています。故障ではないと思いますので、数日間動きをチェックすることにしました。
音楽と報時の回路は問題ありませんでした。
しっぽの振り子はすぐに止まってしまうので、回路を点検すると 、電池の液漏れのあとがあり、プリント基盤に腐食が見られました。特にトランジスター部分が目立ったので、トランジスターを取り外して、チェッカーで点検しました。トランジスターは正常でしたので、プリント基盤とのはんだ付けが腐食していたのではと思い、基盤の銅箔を磨いてトランジスターのはんだ付けをやり直しました。しっぽの振り子は止まることなく降り続けるようになりました。
時計モジュールの動きも1週間確認して異常ありませんので、完了とします。
上手く動かないというものです。
時計は、おもちゃ病院修理対象かどうかということはありますが、是非とも治してほしいとの依頼です。
時計モジュールのほか、連動して音楽と時報の音を出す回路としっぽの振り子を動かす回路がついています。
時計の運針が止まってしまうとのことでしたが、新しい電池をセットすると快調に動いています。故障ではないと思いますので、数日間動きをチェックすることにしました。
音楽と報時の回路は問題ありませんでした。
しっぽの振り子はすぐに止まってしまうので、回路を点検すると 、電池の液漏れのあとがあり、プリント基盤に腐食が見られました。特にトランジスター部分が目立ったので、トランジスターを取り外して、チェッカーで点検しました。トランジスターは正常でしたので、プリント基盤とのはんだ付けが腐食していたのではと思い、基盤の銅箔を磨いてトランジスターのはんだ付けをやり直しました。しっぽの振り子は止まることなく降り続けるようになりました。
時計モジュールの動きも1週間確認して異常ありませんので、完了とします。
掛け時計のトランジスター ― 2018年02月03日 20:08

電池の液漏れのためか、腐食したトランジスター付近です。
ドラえもん どらやきパクパクゲーム15 ― 2018年02月10日 12:45

電池フォルダの蓋を固定するネジの頭がつぶれてしまって、電池交換ができないとのことでした。色々ドライバーを試し、何とか回すことができました。
電池を交換して、手持ちのネジから使えそうなものをさがしてネジも交換しました。
電池を交換して、手持ちのネジから使えそうなものをさがしてネジも交換しました。
ラジコン パトカー ― 2018年02月10日 13:12

モーターで駆動する後輪の回転に引っ掛かりがあり、回転しないという症状です。
分解して確認すると、ギアに小さな硬いものがくっついていて回転を妨げていました。
小さな硬いものを取り除き、再組み立てたところ、正常に回転しました。
分解して確認すると、ギアに小さな硬いものがくっついていて回転を妨げていました。
小さな硬いものを取り除き、再組み立てたところ、正常に回転しました。
ラジコン パトカーのギア ― 2018年02月10日 13:17

小さな硬いものがついているギアです。
アンパンマン 頭からボール ― 2018年02月10日 15:10

青い引き金を引くと、板バネの力で、頭からボールが飛び出すおもちゃです。
バネの力が弱く、ボールが飛び出す速度が遅いという症状です。
分解して確認したところ、バネの片端が腐食したのか、バネが僅かに短くなっているようです。これを修正するため細い銅線が青い引き金側に巻きつけてありました。以前、修理した痕のようです。
銅線が細いので、バネが隙間に食い込み、バネにかかる力が不足するようになっているようです。
そこで、細い銅線を取り外して、1mm径位の銅線をバネの先端にビニールテープで取り付け、バネの長さを調整することにしました。微調整はバネの反対側にビニールテープを貼ることでするつもりでしたが、微調整の必要もなく適度の力が加わるようになりました。
昔ながらのバネのおもちゃですが、なかなか微妙な調整が必要でした。
バネの力が弱く、ボールが飛び出す速度が遅いという症状です。
分解して確認したところ、バネの片端が腐食したのか、バネが僅かに短くなっているようです。これを修正するため細い銅線が青い引き金側に巻きつけてありました。以前、修理した痕のようです。
銅線が細いので、バネが隙間に食い込み、バネにかかる力が不足するようになっているようです。
そこで、細い銅線を取り外して、1mm径位の銅線をバネの先端にビニールテープで取り付け、バネの長さを調整することにしました。微調整はバネの反対側にビニールテープを貼ることでするつもりでしたが、微調整の必要もなく適度の力が加わるようになりました。
昔ながらのバネのおもちゃですが、なかなか微妙な調整が必要でした。
アンパンマン バネの拡大写真 ― 2018年02月10日 15:25

板バネの拡大写真です。
英語カードプレーヤー ― 2018年02月10日 17:28

大きな紙のカードに、英語が磁気記録されていて、カードをセットするとスピーカーから英語が流れるようになっています。動作しないという症状です。
分解して確認したところ、昔のテープレコーダーのようにDCモーターの回転を二本のベルトで減速しキャプスタンと同軸のフライホイールを回しています。フライホイールの回転は、キャプスタンの回転になってカードを送る仕組みになっています。
この部分のベルトが劣化して回転が伝わっていませんでした。手持ち部品のベルトと交換して、カード送りができるようになりました。
しかし、音が出ません。オシロスコープで、音量調節のボリュームの端子の波形を見ると、それらしい波形が出ています。イコライザーアンプ部分は正常と思います。
次に、スピーカー端子を見ると、それらしい波形が出ています。アンプ部分は正常のようです。どうもスピーカーが不良のようなので、スピーカーチェッカーで確認するとやはり、ボイスコイルの断線のようです。手持ち部品には、小さいスピーカしかないので、とりあえず、小さいスピーカーと交換しました。これで、動作するようになりました。
交換したベルトとスピーカーは応急措置ですので、同等品を入手して再度交換後、完了する予定です。
分解して確認したところ、昔のテープレコーダーのようにDCモーターの回転を二本のベルトで減速しキャプスタンと同軸のフライホイールを回しています。フライホイールの回転は、キャプスタンの回転になってカードを送る仕組みになっています。
この部分のベルトが劣化して回転が伝わっていませんでした。手持ち部品のベルトと交換して、カード送りができるようになりました。
しかし、音が出ません。オシロスコープで、音量調節のボリュームの端子の波形を見ると、それらしい波形が出ています。イコライザーアンプ部分は正常と思います。
次に、スピーカー端子を見ると、それらしい波形が出ています。アンプ部分は正常のようです。どうもスピーカーが不良のようなので、スピーカーチェッカーで確認するとやはり、ボイスコイルの断線のようです。手持ち部品には、小さいスピーカしかないので、とりあえず、小さいスピーカーと交換しました。これで、動作するようになりました。
交換したベルトとスピーカーは応急措置ですので、同等品を入手して再度交換後、完了する予定です。
スーパーマリオ ストライク エアホッケー ― 2018年02月10日 17:48

エアーホッケーのゲームです。モーターでファンを回して、小さい穴から空気を吹き出すようになっています。
症状は、動かないというものです。
分解して確認すると、モーターの端子まで十分な電圧がかかっています。
モーター内の摩擦が大きくなり引っかかっているのではと思い、ファンを手で回すと、動きだしました。摩擦が大きくなっていたと思いますので、スプレー油(556)をモーターの軸に吹きかけておきました。
電池フォルダの蓋のプラスチックがやや曲がっていたので、ドライヤーで温めて修正しておきました。
症状は、動かないというものです。
分解して確認すると、モーターの端子まで十分な電圧がかかっています。
モーター内の摩擦が大きくなり引っかかっているのではと思い、ファンを手で回すと、動きだしました。摩擦が大きくなっていたと思いますので、スプレー油(556)をモーターの軸に吹きかけておきました。
電池フォルダの蓋のプラスチックがやや曲がっていたので、ドライヤーで温めて修正しておきました。
アンパンマン あいうえお教室 ― 2018年02月11日 09:53

アンパンマンのあいうえお教室です。
下の段(おこそとの)が反応しないという症状です。
分解して確認しました。フレキシブル基盤のキー部分とCOBの基盤との接触をテスターで確認しました。
フレキシブル基盤上の配線とCOB基盤への接触端子との抵抗を計ると異常大きい抵抗値になります。フレキシブル基盤上の配線の一部で断線があるようです。フレキシブル基盤をよく見ると、緑の保護膜で覆われている部分の一部で黒く変色していました。この部分で導通が失われているようです。フレキシブル基盤ははんだ付けができないので、導電性の銅箔テープで、この部分をバイパスする配線を作りました。これで、接触は回復し、正常に動作するようになりました。
下の段(おこそとの)が反応しないという症状です。
分解して確認しました。フレキシブル基盤のキー部分とCOBの基盤との接触をテスターで確認しました。
フレキシブル基盤上の配線とCOB基盤への接触端子との抵抗を計ると異常大きい抵抗値になります。フレキシブル基盤上の配線の一部で断線があるようです。フレキシブル基盤をよく見ると、緑の保護膜で覆われている部分の一部で黒く変色していました。この部分で導通が失われているようです。フレキシブル基盤ははんだ付けができないので、導電性の銅箔テープで、この部分をバイパスする配線を作りました。これで、接触は回復し、正常に動作するようになりました。
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