部品取り用ファービー ペットボトルでカバー2024年05月02日 09:57

耳も動くようにした部品取りのファービーです。

1Lのペットボトルを切ってカバーを作りました。

ジャンクのケーブルでUSB電源につなぐようにしました。

水鉄砲 変形した部分2024年05月06日 18:24

ホースの変形した部分をずらす事で何とかなった水鉄砲ですが、変形した部分が気になるので、ホースの太さに合うサイズの細い同軸ケーブル(たぶん3C2V)を1cm位切り取り、黒色の被覆を取り出して、ホースが変形した部分に被せてビニールテープを巻き付けました。
これで、変形したホースの断面が円に近くなり、よりつまりにくくなると思います。

ECマイクのチェッカー2024年05月13日 10:30

先日のおもちゃ病院で、EC(エレクトレットコンデンサ)マイクのチェッカーはありませんか?と聞かれました。

ECマイクのチェックは滅多にしないのですが、必要な時は、オウム返しおもちゃの基板を使っています。チェックするECマイクに付け替えて反応があればOK、なければNGとしています。

以前に交換用にPICで作った基板が手持ちにあるのですが、直近で修理した「ちいかわ」では、基板を取り付けるスペースが狭く、DIPパッケージのPICで作った基板は使えませんでした。(海外通販の基板を使いました。)

PICで作った基板は今後出番がなくなって行くようなので、1枚をECマイクチェッカーにする事にしました。
と言っても、適当なケースに入れて、電池、スイッチ、スピーカーとLED(モーターの代わり)を取り付けて、ECマイク端子にミノムシクリップをつけただけです。

ケースは、基板の厚みに合わせて、カセットテープのケースにしました。

電池はケースに収まるようにボタン電池にしました。3Vなのでギリギリ動作する電圧です。

ECマイクを繋いで、テストすると、LEDが点灯して、オウム返ししました。

フレキシブル基板の修理2024年05月16日 16:40

手持ちのジャンクにあった「しまじろうのひらがなタブレット」を修理してみました。

ひらがなキーの反応が良くないので調べてみると、
メンブレンスイッチになっているフレキシブル基板に断線を見つけました。

断線部分は、制御基板との接続部分付近でフレキシブル基板が折れ曲がる部分でアルミ配線の多くが切れていました。断線しているのはこの部分だけでした。

フレキシブル基板の修理には、導電性銅箔テープと導電性接着剤を使っていますが、今回は導電性銅箔テープを使って修理してみました。

テープは3mm幅なので、3分の1の1mm幅にして使いました。

制御基板との接触部分にテープを貼り付けてアルミ配線に沿って絶縁されていないアルミ配線部分までテープを伸ばし貼り付けて、テスターで導通確認しました。

アルミ配線が交差する部分には、薄い透明テープを貼り付けて絶縁しました。

全ての端子からの配線を修復して、動作確認すると、全てのキーが反応するようになりました。

フレキシブル基板は、導電性銅箔テープで何とかなるようです。

ACアダプターの修理2024年05月18日 18:18

おもちゃではないのですが、アンプ内蔵のスピーカーの修理をする事になりました。

調べると、ACアダプターのケーブルがACアダプター側ギリギリの所とプラグ側の所で断線していました。

スピーカー本体は、電池で6Vを加えると電源ランプが点灯したので、信号を加えての動作確認はしませんでしたが、おそらく故障していないと思います。

断線部分の修理ですが、プラグ側は、断線した部分をハンダづけで接続し熱収縮チューブで絶縁して完了しました。
ACアダプター側は、ギリギリの所が断線していたので、ACアダプターを分解して断線部分を基板に直接ハンダづけする方法で修理しました。

ACアダプターのケースは接着剤でとめられているので、薄刃ノコギリで内部を傷つけないよう注意しながら切断しました。

断線部分を基板に直接ハンダづけし、エポキシ系接着剤でケースを接着して、ケーブルの取り出し部分はケーブルをまとめるチューブを同時に接着しました。

ACアダプターをコンセントにさして、プラグの電圧を測ると8V程度出ています。負荷がかかると6V程度になると思われます。

取りあえず、これで完了としました。

アンパンマンわくわくクレーンゲーム2024年05月18日 21:21

アンパンマンのクレーンゲームです。

「クレーンが思うように動かない」という事で修理依頼されました。

まずは電池チェックしました。OKです。

動作確認の前に、目視でわかる故障箇所がありました。
まず、赤い屋根を支える4本のネジのうち2本をうけるボスが折れていました。これは、瞬間接着剤で接着しました。

また、バケットを釣る2本のチェーンのうち1本がギアボックスから外れていました。
これは、ギアボックスを分解して、チェーンを巻き取るリールにあるチェーンを引っ掛けるプラスチックのピンが折れていました。これは、細い皿ネジを使って修理しました。

目視で確認した故障箇所はこれで修理できました。

電源を入れて動作確認すると、バケットの動きは左右は正常ですが、前後に動かない事があることがわかりました。(動くこともあるので厄介な故障です。)
また、バケットはほぼ正常に動きました。


前後方向の動きが良くないですが、初日はこれくらいにしておきます。

アンパンマンわくわくクレーンゲーム 折れたボス2024年05月18日 21:35

屋根を支えるネジを受ける部分が折れていたので瞬間接着剤で修理しました。

アンパンマンわくわくクレーンゲーム チェーンの巻取りリール2024年05月18日 21:37

チェーンの先端を引っ掛けて固定するプラスチックのピンが折れていました。

アンパンマンわくわくクレーンゲーム ネジでチェーンを固定2024年05月18日 21:39

折れたプラスチック部分の代わりに金属ネジを使いました。

アンパンマンわくわくクレームゲーム 前後動用モーター2024年05月19日 09:11

バケットが前後方向に動かない原因がわかりました。

バケットを吊り下げているギアボックスの下側に前後方向調整用の白色のツマミがあります。このツマミを動かすとギアとともにモーターも回転します。

操作パネルのボタンで動かない状態で、ギアボックスの白色ツマミを動かすと操作パネルのボタンで動くようになりました。

このことから、モーターの停止位置によって整流子とブラシの接触が絶たれるのが故障原因だと思われます。前後用モーターの不良と思われるので、モーターを交換するのが良いのですが、このモーターはギアボックスの最下層にあり、できるのなら分解したくない部分です。

モーターの一部がギアボックスの外側に出ていて、整流子付近の穴が見えています。そこで、この穴に接点復活剤を吹き込み、しばらくモーターを動かすことで接触が改善するのではという希望的観測でやってみることにしました。

しばらく動作確認をして、モーター内部の接触不良が再発するようなら、モーターを交換しようと思っています。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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