フレキシブル基板の修理2024年05月16日 16:40

手持ちのジャンクにあった「しまじろうのひらがなタブレット」を修理してみました。

ひらがなキーの反応が良くないので調べてみると、
メンブレンスイッチになっているフレキシブル基板に断線を見つけました。

断線部分は、制御基板との接続部分付近でフレキシブル基板が折れ曲がる部分でアルミ配線の多くが切れていました。断線しているのはこの部分だけでした。

フレキシブル基板の修理には、導電性銅箔テープと導電性接着剤を使っていますが、今回は導電性銅箔テープを使って修理してみました。

テープは3mm幅なので、3分の1の1mm幅にして使いました。

制御基板との接触部分にテープを貼り付けてアルミ配線に沿って絶縁されていないアルミ配線部分までテープを伸ばし貼り付けて、テスターで導通確認しました。

アルミ配線が交差する部分には、薄い透明テープを貼り付けて絶縁しました。

全ての端子からの配線を修復して、動作確認すると、全てのキーが反応するようになりました。

フレキシブル基板は、導電性銅箔テープで何とかなるようです。

コメント

トラックバック

<< 2024/05 >>
01 02 03 04
05 06 07 08 09 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

このブログについて

おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
記事、画像は、営利目的の転載を禁じます。

最近のコメント

最近のトラックバック

RSS