プラレール 機関車ヘンリー2024年05月26日 10:16

機関車トーマスシリーズのヘンリーです。

「動かない」という事で修理依頼されました。

まずは電池チェックですが、電池ボックスがある炭水車がありません。

取りあえず、機関車の後ろに出ている赤青コードに電池1本を繋いで動作確認しました。モーターが動きません。
分解してギアボックスを取り出し、モーターのピニオンギアに直接噛み合っているクラウンギアをピンセットで強制的に回してみるとモーターが動き出しました。モーター内部での接触不良だったようで、回転させると接触は改善されたようです。

次に、なくなっている炭水車は、中古品を手に入れるか、3Dプリンターで作るかのどちらかです。
動力車ではないので構造が単純だろうと思い、子ども用の3DCADで作ってみることしました。

単純とはいえ一度に全体を作るのは難しいので、車輪部分(台車)と電池ボックス部分に分けて作って、上下のはめ込み式にしました。

まずは、台車部分から作成して、3Dプリンターで出力、車輪は、3mmの皿ネジで固定しました。

機関車と炭水車を繋ぐ専用の連結器は、ちょっと形が違いますが修理用の作り置き、もう一つの連結器は市販の部品を使いました。

また、使っている3Dプリンターのフィラメントは白色で、ヘンリーは黄緑色なので、手持ちにあった黄緑色のビニールテープを貼り付けてラッピングしました。

後は、電池ボックス部品を作れば、何とかできそうです。

機関車ヘンリー 台車部分2024年05月26日 10:38

3Dプリンターで作った台車部分です。

機関車ヘンリー 専用連結器2024年05月26日 10:39

機関車と炭水車を繋ぐ連結器です。
作り置きを使いました。
取り外した方が、破損した元の連結器です。

機関車ヘンリー 電池ボックス部分2024年05月26日 17:52

台車に重ねる電池ボックス部分もできました。

台車部分の黄緑色のテープは電池ボックス部分が被さるので取り外して、電池ボックス部分の側面に黄緑色のビニールテープでラッピングしました。

後は、屋根の部分ですが、石炭のイメージになるように黒色のTPUフィラメントで出力しています。
目論見通りになるか楽しみにしています。

機関車ヘンリー 炭水車の屋根2024年05月26日 20:14

電池ボックスまでできた炭水車ですが
、屋根の部分もできました。

黒色のTPUフィラメントを使って、表面にブツブツも表現しました。

電池を入れた動作確認も正常だったので完了としました。

赤外線リモコンのヘリコプター2024年05月26日 20:47

赤外線リモコンのヘリコプターのおもちゃです。
ネットで調べると「IR エアーパンサー ヘリコプター トイザらス限定」という事です。

「上のプロペラが動かない」という事で修理依頼されました。

まずは電池チェックしました。充電はOKでした。

動作確認すると、上下2つのローターのうち、上側のローターが回転しません。

このタイプのヘリコプターは上下のローターが反対向きに回転することで、姿勢を保っています。

分解して調べると、モーターの回転を上部ローターに伝えるピニオンギアがずれて、ギアが噛み合っていませんでした。

ピニオンギアを正常な位置に戻しました。また、ズレにくいように、ピニオンギアとシャフトの間に瞬間接着剤を入れておきました。

動作確認すると、正常に上部ローターも回転するようになりました。

赤外線リモコンのヘリコプター ずれたピニオンギア2024年05月26日 20:58

ずれて噛み合っていないピニオンギアです。

赤外線リモコンのヘリコプター 修正したピニオンギア2024年05月26日 20:59

噛み合うように修正したピニオンギアです。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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