くまモン 基板交換2022年06月09日 18:32

スピーカーが壊れ、プリント基板が割れていた「くまモン」です。
スピーカーを調べると、断線して端子板がはずれていました。修理不能で手持ち部品と交換しました。
プリント基板は割れた部分をハンダブリッジで補修しましたが、動作しません。
これも、修理不能です。(時間をかけて調べると何とかなるかもしれませんが)つつじが丘おもちゃ病院さんのプログラムを使ってPICで作ってあった基板と交換しました。
配線をハンダづけして動作確認すると、オウム返ししながら足が動きます。マイクとモーターは正常だったようです。これで、電気的には修理できました。
足を動かすメカニズムは筐体にネジで、しっかり固定されるはずですが、筐体側のボスが複数(全部)折れていて、筐体から離れている状態です。
接着剤が効きづらい材質と思うので、今回はこの部分には手を付けない事にしました。
再組み立てして、動作確認すると、オウム返ししながら、ヨチヨチ歩きました。
これで完了とします。

くまモン 壊れたスピーカー2022年06月09日 18:57

端子板がはずれたスピーカーです。

くまモン 修理不能とした基板2022年06月09日 18:58

割れていたプリント基板です。割れた部分を接着し、切れたパターンはハンダブリッジで補修しましたが復活せず、修理不能としました。
なぜ、プリント基板が割れたのかですが、筐体のボスが折れて、足を動かすメカニズムが筐体内で動くため、直上にある基板へ衝突を繰り返し割れたとも考えられます。
モーターの力だけで内部のボスが折れてプリント基板まで割れるとは考えにくいです。たたきつける、なげるなどの強い力が足にかかって、メカニズムが上に押し上げられ、内部で固定してある部分が壊れたと考えるのが自然です。

動くと配線のハンダづけが外れたりするので、メカニズムは筐体に固定したほうが良いように思います。
しかし有効な固定方法も思いつかない、再度分解して作業すると現状よりも悪くなる可能性もある、現在何とか動くようになった、以上のことから「特に優しく扱って下さい」とお願いして現状で返却することにします。

くまモン PIC基板2022年06月09日 18:59

PICで作った基板を組み込みました。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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