ピニオンギア複製2022年05月01日 08:58

モジュール0.6のピニオンギアは、長崎県の祐徳電子さんの通販で入手できます。
8歯、10歯、12歯の各10個を買ってあったのですが、色々な修理で使って8歯が残り3個になりました。

このギアをレジンで複製して2個を接着、高さ10mmのギアを作ったのですが、おゆまるでとった型があるので、ついでに複製を5個作りました。シャフトを通す穴は小さめのφ1.8mmにしています。

写真の右下にある白色が元のギアです。半透明のギアがレジン複製です。よく見るとちょっと歪みがあるようですが、許容範囲かと思います。

高さ10mmが必要になれば、2個をレジンで接着すればOKです。

くすぐりエルモ レジンの複製品2022年05月01日 10:17

くすぐりエルモでレジン複製のピニオンギアをテストしています。
10回程度、動かすと異音が出て、動作が不安定になりました。
分解して調べると、ピニオンギアの先端部で歯が1枚欠けていました。
レジンは硬化すると硬いが脆い性質があります。特に100均のレジンなので文句は言えません。

ピニオンギアをギリギリまで打ち込んでいたので、先端部分で次のギアと噛み合っていました。
先端が欠けたので、打ち込みを2mm程度少なくして噛み合わせをずらせて調整しました。
これで動作確認を続けます。

初代ファービー 洗濯しました2022年05月05日 11:20

20年以上前のファービーです。
棚に放置されていたので、ホコリを被ってぬいぐるみの白色の部分が灰色になっていました。

電池を入れると正常に動作するので、ぬいぐるみからメカニズム部分を取り出して、ぬいぐるみ部分を洗濯しました。

お湯に酸素系漂白剤を溶かして、つけ置き洗いをしました。

絞って乾燥させるのに時間がかかりました。
洗濯ハサミで自転車のカゴに干物を干すようにしました。

長年の汚れがとれて、白色の部分が白色に戻りました。

初代ファービー 乾燥中です。2022年05月05日 11:30

自転車のカゴに干している様子です。

内側から見ると、目と口の部分が、兜のマスクのようでした。

初代ファービー 乾燥中2022年05月05日 12:05

自転車のカゴで干している様子です。
干物のようでした。

光造形式の3Dプリンター2022年05月06日 16:38

購入するかどうか悩んでいた光造形式の3Dプリンターですが、アマゾンの2割引セールが最後のひと押しになり、ポチッとしてしまいました。
ポチッとして2日目の本日届きました。
同時に注文したレジンも届きました。
レジンは強度より扱い易さで水洗いできるタイプにしました。

早速、組み立ててテストしてみました。
スライサーは付属のUSBメモリにあるものをインストールして使いました。設定はおすすめ、自動の設定です。

一層毎にプレートが上下し、UVライトが照射されます。
イワヤの子犬の足のデータで約1時間ちょっとで完成します。
PLAのFDM式に比べて格段に精密にできました。

ちょっと問題点は、制作物とプレートとの接着が強力で、接触面が大きいと剥がすのに強い力が必要で壊さないように剥がすのが大変です。
プレートとの接触面を小さくレイアウトするのがポイントだとわかりました。

また、水洗いしたあとにUVライトをあてて完全に硬化させる必要があります。ネイル用のUVライトが役立ちました。

また、必要な時間は制作物の高さで決まるため液晶画面いっぱいに作っても、中央部分だけ作っても時間は同じです。しかし、レジンの消費量は違います。

水洗いできるタイプのレジンは、強度が心配でしたが、FDM式のPLAと同程度と思われます。
PLAに比べて、表面がヌルっとした感触です。
特有の臭いもありますが、きつい臭いではありません。

上手く使うには、色々ノウハウがありそうですが、単純なギアなら何とかなりそうです。
これで、ギアづくりは大丈夫になりそうです。

光造形式3Dプリンター サポート材2022年05月07日 16:26

プレートに造形物がくっつくので、スクレイパーでは剥がすのが大変でした。

スライサーで造形物をプレートから離して杭のようなサポート材で支える様にすると、上手く剥がれる様になります。熱融解積層式と違う所と思います。

これでピニオンギアは作れるようになりました。
ギア作りは、光造形式の方が良いようです。

あとは、充分な強度があるかどうかですが、テスト用のエルモに使ってみました。
問題なく使えています。強度も大丈夫そうです。
時間をかけてテストをします。

光造形式3Dプリンター イワヤの犬の足2022年05月07日 17:18

スライサーで上手く調整することで、失敗なく造形できるようになりました。

イワヤの犬の足も4本セットで上手くできました。

こどもチャレンジひらがなパソコン その後2022年05月08日 11:14

修理不能で返却予定の「ひらがなパソコン」です。
おそらくはCOBの不良で修理不能と当ブログに書いたところ、いつもお世話になっている先輩おもちゃドクターから、修理用に同じおもちゃを無料でいただきました。(いつもありがとうございます。)

いただいた方は正常に動作するのでもったいないともおもうのですが、これをドナーにしてCOBを含む基板ごと交換しました。

交換して動作確認すると正常に動作します。やはり、COBを含む基板上での不良だったようです。

また、頂いた方は使用するカードも付いていて、裏側パネルのカードフォルダのストッパーも付いていたので、裏側パネルも交換して、カードも付けて返却することにしました。

最後に、頂いた方は名前が登録されていたので、依頼品と同じになるように登録し直しました。(名前は無登録でした。)

Tiny202の書き込み2022年05月20日 15:13

これまでは、つつじが丘おもちゃ病院さんのプログラ厶をPICにPickit3で書き込んで使ってきたのですが、最近はPICより安価なTiny202使われるようになりました。
しかし、Pickit3ではTiny202の書き込みができないので、新しい書き込み装置を購入しました。
よくわかりませんが、The Unified Program and Debug Interface (UPDI) というシリアル方式らしいです。
MplabのIPEという書き込みアプリを使っていたので、Pickit4かMplab-snapを買えば良いのですが、半導体不足のためか、高価になっています。
ネットで調べると、ネットフリマにUSB-Serialアダプターを使った書き込み装置が、Tiny202が10個付いてお安く出ていたので、買ってしまいました。
書き込みアプリ(Arduino IDE)も初めて使うので戸惑いましたが、Mplabのアプリを使った経験があったので、ネットの情報を参考に、DIP化したTiny202にLEDを点滅させるお試しプログラム(スケッチと言うそうです)を書き込めるまではできました。
自分でプログラムを作るのは難しいのですが、ネットに公開されているプログラムを使って、おもちゃ修理の幅が少し広がります。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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