サウンド フリクション パトカー その後2021年10月07日 08:44

ギアをはずしてフリーにしたパトカーですが、なんとかしたいと色々考えて、歯が欠けたピニオンギアをなんとかしました。

このギアは、平ギアとピニオンギアがラチェット機構で繋がっていて、逆転時は空回りするようになっています。

これと同じ物は無理なので、ラチェットなしで、平ギアとピニオンギアを同軸にした代替品を用意しました。

平ギアは元と同じモジュールと歯数ですが、ピニオンギアは、3Dプリンターで作った車軸のギアがやや大きめだったので、やや小さめのモジュール0.6で8歯にしました。

写真の右側が元のギア、左側が代替品です。

ギアボックスに組み込んでテストすると、正転、逆転とも繋がっている状態ですが、なんとか、フリクションでフライホイールが回りました。 前進、後進共に動作してしまいますので、床に接触したまま、前後させるのではなく、床に接触させて前進、持ち上げて後へ、床に接触させて前進を繰り返すと、フライホイールを加速できます。

完全な修理ではないですが、なんとかなったと思います。

サウンド フリクション パトカー 欠けたギア2021年10月07日 08:56

車軸にあるギアです。右側が代替品、左側が欠けた元のギアです。 代替品は、モジュール0.6で手持ちが無かった為、3Dプリンターで作成しました。

サウンド フリクション パトカー 欠けたギアその22021年10月07日 08:59

欠けた2段ギアです。 モジュールが0.5だったので手持ち部品にありました。 シャフト穴の径を調整して使用しました。 左側が欠けたギア、右側が代替品です。

<< 2021/10 >>
01 02
03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

このブログについて

おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
記事、画像は、営利目的の転載を禁じます。

最近のコメント

最近のトラックバック

RSS