MPLAB X IDE2022年06月04日 15:05

MPLAB X IPEのバージョンアップで何とか書き込めるようになったMPLAB SNAPです。

プログラムはC言語で書かれています。プログラムの一部を書き換えてコンパイルできれば、より便利に使えるので、MPLAB X IDEでプロジェクトを読み込み、コンパイルしてみました。

上手く行きません。エラーメッセージを見ると、XC8という名前のものが見つからないようです。
XC8をインターネットで調べると、MPLAB XのCコンパイラでした。別途、インストールする必要があったようです。

早速、MICROCHIP社のページからダウンロードしてインストールしました。新しいバージョンは32ビットのPCでは駄目だったので、32ビットでもOKの一番新しいV2.10をインストールしました。

コンパイルすると、上手く動きません。エラーメッセージを見ると、コンパイラがあるはずのフォルダに無いとなっていました。フォルダ名をよくみると、200の文字があります。どうもデフォルト設定がV2.00のようです。

仕方ないので、V2.10はアンインストールし、V2.00を入れ直しました。

これで、再度コンパイルすると、無事完了しました。

再コンパイルしたHEXファイルをTiny202に書き込むと「ワンワン」と鳴きました。

何とか、プログラムを再コンパイルできるところまできました。

MPLAB X IDE2022年06月04日 18:10

プログラムを再コンパイルできるようになったので、「ワンワン」を他の鳴き声に変えてみました。
まずは、ワンワンのデータを見ました。カンマ区切りのテキストデータで、0〜256位の数字が1300個位でできています。

また、WAVファイルからTXTファイルを作るツールも付いていました。
とりあえずは、他のPICプログラムで使われていたTXTファイルを持ってきて、MPLAB X IDEでプログラム中で指定されているファイル名を変えて再コンパイルしました。
結果、エラーでした。TXTデータを見ると、数値が30000位が並んでいて大き過ぎるようです。
エクセルに読み込んで、適当に256で割って整数化して大きさを最大256程度にして、再コンパイルすると、エラーは出ず、HEXファイルができました。

MPLAB X IPEでTINY202に書き込み、テストベンチで動かすと、「ワンワン」じゃない音、「ポヨポヨ」みたいな音が、出ました。

0.2秒程度の音声しか記録できないので、ワンワン音しか実用にならないと思いますが、TINY202の勉強は一応の目標までできるようになりました。
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