トミカの消防署2023年11月13日 10:26

正式名称は「無線でピピッと出動指令!変形 ファイヤーステーション」です。

「電池フォルダの電極が錆びて欠落した」という事で修理依頼されました。

電池の液漏れで完全に腐食して折れていました。

手持ち部品と交換するため分解に取り掛かりましたが、手順が複雑で困りました。ネットで調べると奈良のおもちゃ病院の記事に詳しく記載されていてました。手順がわかり無事に分解できました。

腐食した電極はハトメで固定されていました。ドリルですこし削って取り外しました。
たまたま手持ち部品に、ほぼ同じ形の電極があったのでこれと交換しました。ハトメの代わりに皿ネジとナットで固定し、接着剤で緩み止めしました。

次に、電極にハンダづけされていた抵抗型ヒューズです。これもリード線が腐食して根元で折れてしまいました。交換には手持ち部品のポリスイッチを使いました。電流制限は500mAです。
分解した状態で電池をセットして電流を測りながら動作させるとモーターが動いている状態で300mA程度だったのでポリスイッチは500mAにしました。

再組み立てして動作確認しました。電源オンで起動音が流れます。頭部のボタンスイッチを押すと色々な音が流れますが、モーターが動きません。

奈良おもちゃ病院さんの記事を読むと、赤外線リモコンが付属して、リモコンで信号を送るとモーターが動いて中央部分が上側に動くようです。

依頼時にリモコンが付属していなかったので、この動作の確認はできませんでした。

依頼された電極の交換はできたので、この状態で返却することにします。

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