きかんしゃトーマス2021年08月07日 17:28

プラレールのきかんしゃトーマスです。
動かない、液漏れで電池フォルダの電極が腐食しているという事で修理依頼されました。
電池フォルダの電極は、ルーターで磨いて錆を落としました。電池をセットしても動きません。
手持ちの電源で高めの電圧(3V)をかけるとモーターが回転しましたが、どこかで滑っているようです。
車輪シャフトのピニオンギアを見ると、割れていて完全に滑っていました。
12歯モジュール0.5厚み4mmのピニオンギアです。手持ち部品には、12歯モジュール0.5はあるのですが、厚みが8mmあり削って使っても良かったのですが、今年、購入した3Dプリンターを使って作ってみました。安物の3Dプリンターなので、見た感じ雑な仕上がりですが、シャフトに打ち込み、セットすると上手く噛み合ってなんとか使えました。耐久性はわかりません。
これで、動作確認すると、ギアボックス内で、まだ滑っている部分があります。
分解して調べると、モーターシャフトのピニオンギアが滑っていました。これは手持ち部品があったので交換しましたが、動作確認すると、まだ、滑っています。良く見ると、スイッチと連動して動くギアに割れがあり滑っていました。これも同じサイズの手持ち部品と交換しました。
再、再、再度、動作確認すると、ほぼ正常に動くようになりました。
結局、ギアを3つ交換する修理になりましたが、3Dプリンターで作成したギアが実用になることがわかりました。

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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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