3DCADの練習 続き ― 2022年02月01日 08:29

3DCADの練習で作ったイヤホン(スピーカーケース)ですが、スピーカーのフイルムコーン側の蓋を作りました。
ケースの外形も穴も全て円形なんですが、歪な多角形になっています。3Dプリンターが安物なのでそれなりの出来上がりです。
ケースの外形も穴も全て円形なんですが、歪な多角形になっています。3Dプリンターが安物なのでそれなりの出来上がりです。
クレーンゲーム ― 2022年02月02日 17:00

クレーンゲームです。
東住吉おもちゃ病院で一緒に活動しているドクターから引き継ぎました。
修理依頼は、バケットの鎖が外れたという事でしたが、鎖を修理したところ、動作確認で、バケットが開かない症状が出て、なんとかしてほしいという事で引き継ぎました。
確認するとやはり、バケットは上下するも開きません。
分解して調べると、2本の鎖を巻き取るプーリーがあり、鎖は釣り上げ用と開閉用になっています。
2つのプーリーは連動しますが、開閉用が半周ほどタイムラグで連動するようになっています。
バケットをはずして、鎖だけにして動きを観察すると一定速度で動く釣り上げ用とタイムラグがある動きをする開閉用の動きがよくわかりました。
また、巻取プーリーの軸についているピニオンギアにカムが付いている平ギアが繋がっていて、このカムで巻取りプーリーの巻取り範囲を制限しています。
巻取りプーリーの位置と平ギアのカムの位置を上手く調整すると上手くいくと思ったのですが、駄目でした。
カム付平ギアを外して範囲制限を解除して動作させると、バケットは閉まったまま降下して、最下部で開きます。そのまま、下降させると、プーリーに逆向きに巻き取られ、開いたまま上昇します。
本来は、下降させてすぐにバケットが開くはずなのですが、上手く行きません。
鎖の長さ、巻き方などの正しい状態がわからないので、お手上げ状態になっています。
返却まで時間があるので、ゆっくり考えてみようと思います。
東住吉おもちゃ病院で一緒に活動しているドクターから引き継ぎました。
修理依頼は、バケットの鎖が外れたという事でしたが、鎖を修理したところ、動作確認で、バケットが開かない症状が出て、なんとかしてほしいという事で引き継ぎました。
確認するとやはり、バケットは上下するも開きません。
分解して調べると、2本の鎖を巻き取るプーリーがあり、鎖は釣り上げ用と開閉用になっています。
2つのプーリーは連動しますが、開閉用が半周ほどタイムラグで連動するようになっています。
バケットをはずして、鎖だけにして動きを観察すると一定速度で動く釣り上げ用とタイムラグがある動きをする開閉用の動きがよくわかりました。
また、巻取プーリーの軸についているピニオンギアにカムが付いている平ギアが繋がっていて、このカムで巻取りプーリーの巻取り範囲を制限しています。
巻取りプーリーの位置と平ギアのカムの位置を上手く調整すると上手くいくと思ったのですが、駄目でした。
カム付平ギアを外して範囲制限を解除して動作させると、バケットは閉まったまま降下して、最下部で開きます。そのまま、下降させると、プーリーに逆向きに巻き取られ、開いたまま上昇します。
本来は、下降させてすぐにバケットが開くはずなのですが、上手く行きません。
鎖の長さ、巻き方などの正しい状態がわからないので、お手上げ状態になっています。
返却まで時間があるので、ゆっくり考えてみようと思います。
クレーンゲーム その後 ― 2022年02月02日 20:52

クレーンゲームの動作が上手く行かないので、引き継ぎ前のドクターに、修理の状況を聞きました。
鎖がはずれていたのは、ギアボックス内の開閉用プーリーだとわかりました。また、鎖の補修後、動作させると上手く動かなかったので、巻取り用プーリーの鎖と交換されたという事でした。それでも上手く動作しないという事でした。
要するに、巻取り用と開閉用のプーリーの鎖が入れ替わっていることがわかりました。
とりあえずは、元に戻してみました。
動作範囲制限用のギアを外して、動きを見ると下降するとすぐバケットが開き、最下部で閉じます。その後は、閉まった状態で上昇できます。正常と思われる動作です。
動作が確認できたので、バケットを最下部にして、動作範囲制限用のギアをカムが最下部に相当する位置に合わせてセットして再組み立てして動作確認しました。正常に動作したのでバケット動作は完了とします。
動作確認中に、カプセル通過を検出する部分が動作していないことがわかったので、引き続き修理を続けます。
写真は、巻取り動作範囲制限用のカム付平ギアです。
鎖がはずれていたのは、ギアボックス内の開閉用プーリーだとわかりました。また、鎖の補修後、動作させると上手く動かなかったので、巻取り用プーリーの鎖と交換されたという事でした。それでも上手く動作しないという事でした。
要するに、巻取り用と開閉用のプーリーの鎖が入れ替わっていることがわかりました。
とりあえずは、元に戻してみました。
動作範囲制限用のギアを外して、動きを見ると下降するとすぐバケットが開き、最下部で閉じます。その後は、閉まった状態で上昇できます。正常と思われる動作です。
動作が確認できたので、バケットを最下部にして、動作範囲制限用のギアをカムが最下部に相当する位置に合わせてセットして再組み立てして動作確認しました。正常に動作したのでバケット動作は完了とします。
動作確認中に、カプセル通過を検出する部分が動作していないことがわかったので、引き続き修理を続けます。
写真は、巻取り動作範囲制限用のカム付平ギアです。
クレーンゲーム ギアボックスその1 ― 2022年02月03日 04:20

ギアボックスを分解した時の写真です。
上部、中部、下部の3層構造になっています。
写真は上部層です。
上部、中部、下部の3層構造になっています。
写真は上部層です。
クレーンゲーム ギアボックスその2 ― 2022年02月03日 04:24

中部層です。
クレーンゲーム ギアボックスその3 ― 2022年02月03日 04:25

下部層です。
クレーンゲーム カプセル検知 ― 2022年02月03日 09:21

獲得したカプセルが取り出し口を通過したことを検知する部分が反応しません。
赤色LEDの光の変化を反対側のCDSで検知しています。
まずは、配線を確認しました。配線に触れただけで+側の配線が基板から外れました。ハンダづけで補修しました。
ハンダづけ不良を修理したので動作確認しましたが、上手く検知しません。
次に、LEDが明るく光っているので、受光素子CDSの不良を疑って、抵抗値を測定しました。暗側で1MΩ、明側で200KΩで明るさ変化に一応反応はしています。同じような手持ち部品のCDSでは、暗側で200KΩ明側で50KΩ程度でした。
劣化でCDSの感度が低下し抵抗値が大きくなったのかと思い交換してみました。交換すると正常に検知します。おそらくCDSの劣化が原因と思われます。
正常に検知できるようになったので、完了とします。
赤色LEDの光の変化を反対側のCDSで検知しています。
まずは、配線を確認しました。配線に触れただけで+側の配線が基板から外れました。ハンダづけで補修しました。
ハンダづけ不良を修理したので動作確認しましたが、上手く検知しません。
次に、LEDが明るく光っているので、受光素子CDSの不良を疑って、抵抗値を測定しました。暗側で1MΩ、明側で200KΩで明るさ変化に一応反応はしています。同じような手持ち部品のCDSでは、暗側で200KΩ明側で50KΩ程度でした。
劣化でCDSの感度が低下し抵抗値が大きくなったのかと思い交換してみました。交換すると正常に検知します。おそらくCDSの劣化が原因と思われます。
正常に検知できるようになったので、完了とします。
ドライブヘッド ドライブギア ― 2022年02月05日 21:52

トミカのドライブギアというおもちゃです。
ドライブギアをネットで調べました。
ドライブギアはアニメ『トミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~』に登場する通信モバイル。ということでした。
アニメの機動救急警察の通信機器のおもちゃです。
八尾おもちゃ病院の他のドクターから引き継ぎました。
電源を入れても、LEDは発光するが、音が出ないという事で修理依頼されました。
音が出ないという事なので、分解して、スピーカーをチェックしましたが、スピーカーは正常です。
スピーカーの配線は、基板上のCOB(IC)に直接繋がっていて、COB故障と思われます。
ネットの動画で正常動作を確認すると、音と同時にLEDの色の変化、点滅などが起ります。
依頼品は、LEDも点灯しているだけで、色の変化や点滅はしません。
この事からも、COBが動作していないと思われます。
残念ですが、COBは交換できないので、修理不能で返却することにします。
ドライブギアをネットで調べました。
ドライブギアはアニメ『トミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~』に登場する通信モバイル。ということでした。
アニメの機動救急警察の通信機器のおもちゃです。
八尾おもちゃ病院の他のドクターから引き継ぎました。
電源を入れても、LEDは発光するが、音が出ないという事で修理依頼されました。
音が出ないという事なので、分解して、スピーカーをチェックしましたが、スピーカーは正常です。
スピーカーの配線は、基板上のCOB(IC)に直接繋がっていて、COB故障と思われます。
ネットの動画で正常動作を確認すると、音と同時にLEDの色の変化、点滅などが起ります。
依頼品は、LEDも点灯しているだけで、色の変化や点滅はしません。
この事からも、COBが動作していないと思われます。
残念ですが、COBは交換できないので、修理不能で返却することにします。
ドライブギア 基板 ― 2022年02月06日 06:36

故障と思われる基板です。
分解して調べたので、記録しておきます。
シリコンゴムのスイッチが沢山並んでいる側です。
このゴムスイッチは、バッジという部品を取り替える事で、押されるスイッチを選択できるようになっています。
また、左上側のSOP8パッケージのICは、フラッシュメモリで、音声データが格納されていると思われます。
このICの裏側に、全体を制御するIC(COB)があります。
分解して調べたので、記録しておきます。
シリコンゴムのスイッチが沢山並んでいる側です。
このゴムスイッチは、バッジという部品を取り替える事で、押されるスイッチを選択できるようになっています。
また、左上側のSOP8パッケージのICは、フラッシュメモリで、音声データが格納されていると思われます。
このICの裏側に、全体を制御するIC(COB)があります。
ドライブギア 基板の裏側 ― 2022年02月06日 06:44

黒色の丸い部分がCOB(基板に直付けのIC)です。
スピーカーからの黄色い配線が直接繋がっているように思われます。基板上のハンダづけ部分に音声信号が検出できないので、ICから信号が出ていないと判断しました。
また、COB上部にある円筒形の水晶振動子は、刻印の周波数(32.768kHz)から時計用であることがわかりました。
他のパーツは、多くの表面実装部品と電解コンデンサが2つあります。
時計用の水晶振動子が、COBの動作クロック用でありこれが故障でクロックが止まって動かない可能性もあります。
(音声再生するICなら、時計用より高い周波数だと思うので、ヤマカンが当たっている可能性は小さいと思います。)
基板交換以外にできることは、他に思いつかないので、日を置いて、いい思いつきがなければ交換してみるつもりです。
スピーカーからの黄色い配線が直接繋がっているように思われます。基板上のハンダづけ部分に音声信号が検出できないので、ICから信号が出ていないと判断しました。
また、COB上部にある円筒形の水晶振動子は、刻印の周波数(32.768kHz)から時計用であることがわかりました。
他のパーツは、多くの表面実装部品と電解コンデンサが2つあります。
時計用の水晶振動子が、COBの動作クロック用でありこれが故障でクロックが止まって動かない可能性もあります。
(音声再生するICなら、時計用より高い周波数だと思うので、ヤマカンが当たっている可能性は小さいと思います。)
基板交換以外にできることは、他に思いつかないので、日を置いて、いい思いつきがなければ交換してみるつもりです。
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