アイスクリームカー2020年01月02日 21:28

アイスクリーム販売車のおもちゃです。
電源を入れると、音楽がなり、タイヤの動きと運転手が揺れ、ショーケースのアイスクリームが揺れる動作を繰り返すおもちゃです。
音が出ない、動作がうまく動かないという症状です。
動作の方は、ギアボックスの注油でなんとか動くようになりました。
音の方は、基板のCOBが不良のようで、PICで置き換えて修理することにしました。
つつじが丘おもちゃ病院が公開されている電子オルゴールのプログラムを利用させていただきました。
音楽は著作権が気になるので、期限が切れている曲を選びました。
元々の曲がわからないので、適当に明るい曲にしたのですが、それらしい雰囲気になっています。

ラジコンカー2020年01月11日 12:28

40MHzのラジコンカーです。
まっすぐ走らないという事で修理依頼されました。
分解して調べると、前輪の向きを中央に保つ為のバネが左右対称でないことがわかりました。
バネを取り出して左右対称に修正することでなんとかなりました。
元々、非対称形だったのかもしれませんが、修正してまっすぐ走るようになったので完了とします。

ラジコンカー 左右対称でないバネ2020年01月11日 12:35

写真のとおりになっていました。
白い調整つまみをいっぱいまで回しても、修正できませんでした。

ラッピングバス2020年01月12日 08:12

バスのおもちゃです。
手で押すとフライホイールで動くようになっています。また、屋根に4つボタンがあり、バスのアナウンスが聞こえる仕組みになっています。
修理依頼は、ボタンを押しても、音が出ないので直して欲しいというものです。
分解して調べると、電池、スピーカー、配線は異常なしです。ボタン部分にある基板上のCOBが不良と思われます。アナウンスの代わりに、バスの音と童謡の電子オルゴール音になっても良いかを依頼者に確認して、つつじが丘おもちゃ病院が公開されているプログラムを利用させていただくことにしました。(ありがとうございます。)
PICにプログラムを書き込み、基板の回路パターンが無い面に両面テープで貼り付けました。元の基板は、導電性ゴムのスイッチ部分だけ切り離して細いリード線で取り出しました。PICの出力をNPNトランジスターでスピーカーと繋いで完了です。
動作確認すると、エンジン音、クラクション、電子オルゴールとも適当な音量が出ます。
ご依頼の部分はこれで完了ですが、後輪のフライホイールのギアボックスでシャフトとギアが滑っていましたので、エポキシ系接着剤で固定しました。

ラッピングバス 不良だった基板2020年01月12日 08:28

不良と思われる基板です。赤黒が電源、白がスピーカーの配線です。

ラッピングバス PICを載せた基板2020年01月12日 08:30

配線パターンが無い面に両面テープで固定しました。この後、ホットボンドで更に固定しました。

ラッピングバス スイッチ部分2020年01月12日 08:32

元の基板上でスイッチ部分を切り離し、細いリード線で取り出しました。半田づけするパターンが細いので、半田づけした部分が剥がれないようゴム系の接着剤で固定しました。

ラッピングバス 滑っていた後輪2020年01月12日 08:36

滑っていた後輪のギアボックスです。
エポキシ系接着剤をシャフトに塗って固定しました。

ラジコンカー2020年01月18日 13:22

何かにぶつけた時に、電池が飛び出して、それ以後、動かないという事で修理依頼されました。
まずは、電池のチェックをして電池はOKでした。
次に、送信機の電波のチェックでこれもOKでした。
電池ボックスから基板への電源チェックです。基板の電源配線に電圧がありません。電池ボックス内部の電圧をチェックすると、一番端の電池が接触不良になっていました。
原因は単3電池を直列に繋ぐ部分で穴ありのプラスチック板で仕切ってあるのですが、これが引っ掛かり自由に動かない状態になっていたため、電池と電極板に隙間ができたためだとわかりました。
このプラスチック板を取り出し、動くようにして完了しました。

ラジコンカー 電池ボックス2020年01月18日 13:37

取り外したプラスチックの仕切り板です。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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