腕がこわれたロボット2019年12月04日 04:13

関節部分が動いて形が変わるロボットです。
腕の付け根部分の緑色のプラスチック部品が割れて腕が外れていました。
接着剤が効きにくいプラスチックで、接着面が小さいので、接着剤は諦めて穴をあけてステンレスワイヤーで固定しました。ステンレスワイヤーの先端は鋭く危険なので、エポキシ系接着剤を盛り上げてワイヤー先端を保護するようにしました。

腕がこわれたロボット ワイヤーの先端2019年12月04日 04:21

エポキシ系接着剤を盛り上げた部分です。

プラレール 貨物列車2019年12月04日 04:23

赤色の機関車と貨車二両です。
連結器が壊れているのと、動輪のゴムタイヤがありません。また、モーターが回らないという事です。
ゴムタイヤと連結器は補修部品と交換しました。モーターはやや高めの電圧をかけると動き出しました。ギアボックスのゴミが原因ではと思います。簡単にゴミ掃除をし、ギアにスプレーオイルを吹いておきました。

ゼンマイ式の機関車トーマス2019年12月04日 04:29

後ろの紐を引くとゼンマイが巻き上げられ、放すとゼンマイの戻る力で動くようになっています。
紐の戻りが不充分でなんとかしてほしいということでした。
分解して調べると、ゼンマイの軸に紐を巻き取る部分がありました。
ここに、紐を2回巻き付けて紐を短くすることで解決しました。

トミカ スーパーオートステーション2019年12月08日 06:18

ミニカーをベルトコンベアで高い位置に上げてコースを走らせるおもちゃです。
ベルトコンベアを動かすギアボックスに伝達不良があり上手く動かないという症状です。
分解して調べると、ギアボックス内のシャフトを固定しているケースのプラスチック板が磨耗して、シャフトが動くようになり、ギアが上手く噛み合わず伝達不良になっていました。
薄い透明プラスチック板を曲げて、磨耗して部分を覆うように挟んでシャフトが動かないようにしました。
再組み立てして動作確認したら、正常に動作するようになりました。

トミカ スーパーオートステーション 補修した部分2019年12月08日 06:29

薄い透明プラスチック板で補修した部分です。

トミカ スーパーオートステーション ギアボックス2019年12月08日 06:33

伝達不良で上手く動かないギアボックスです。

おしゃべり たっくん2019年12月08日 06:49

音声認識人形です。メーカーによると次の通りです。

「おしゃべりたっくん」は人の呼びかけに応えて子供の声でしゃべる初代の音声認識人形です。なでなでやだっこにも反応します。お子さまのお友達として、OLの癒し役として、シニアのお話し相手として等、さまざまな方々に愛されるコミュニケーションができるぬいぐるみです。

故障部分は、電池ボックスの蓋にあるスプリング電極が、大量のハンダで補修した為、ハンダの厚みが原因で蓋が閉まらなくなっていました。本来、この部分はスプリングが電極板の穴にかしめて固定してあるので、ハンダを全て取り去り、錆びた部分をヤスリで磨き、かしめて固定しました。
これで、電池ボックスの蓋は閉まるようになり、電源を入れると動作するようになりました。
動作確認したら、手のスイッチは反応します。
頬に赤色のLEDがあり起きている時は光り、寝ている時(スリープモード)は消えるようです。
昼夜の判別には、顔にCDSがありました。また、もう1つCDSがお尻にありました。
口の部分にマイクがあるようで、これで音声認識しているようです。
音声認識を試してみると、反応がある時とないときがあります。
取り扱い説明書がないので、正しく動作しているのかどうかわからないので、インターネットで情報を集めると同時に、分解してマイクが正常に動作しているかどうか調べる予定です。

おしゃべり たっくん 電池ボックスの蓋2019年12月08日 10:43

修理完了した蓋です。

おしゃべり たっくん 制御基板2019年12月08日 10:44

内部の基板です。LSIは、音声認識だと思われます。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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