バブルガン2025年04月09日 09:29

おもちゃ病院に寄付していただいた拳銃型のおもちゃです。
引き金を引くと内部でフライホイールが回り、銃口から空気が出てきました。
ネットの画像検索で調べると、シャボン玉を発生するおもちゃでした。

全体に金属部分が錆びて、固定するネジも4本のうち2本が錆びて折れていました。3本は交換して固定できましたが、1本は折れたネジの先がボスにねじ込まれた状態で、代わりのネジをねじ込むことができませんでした。

また、引き金を戻す為のバネも無くなっていたので手持ち部品にあったバネを取り付けました。

フライホイールが入っているメカボックス内も錆びているらしく、動かすと異常音が出ました。スプレーオイルを吹き込んでやると音は小さくなり、銃口からの風量も多くなりました。

銃口につくシャボン玉を発生させる部品が欠落していたので、ネットの写真を参考にして、3Dプリンターで作ってみました。

シャボン玉液をつけて、引き金を引くと、いい感じでシャボン玉が発射されました。

また、本体側面のシールが剥がれていたので、ネットの写真を使ってシールを作って貼っておきました。

これで、シャボン玉のおもちゃが復活しました。

コメント

トラックバック

<< 2025/04
01 02 03 04 05
06 07 08 09 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

このブログについて

おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
記事、画像は、営利目的の転載を禁じます。

最近のコメント

最近のトラックバック

RSS