トーキング カード プレーヤー2023年12月23日 21:24

ソニーのカードプレーヤーです。

「カードがすすまない。」という事で修理依頼されました。

電池チェックですが、単2電池4本が入っていませんでした。
手持ちの電池でチェックしました。

カードを通すと電源が入るようです。手で無理やりカードを送ると音が出ました。モーターの回転音も確認できました。

このプレーヤーは、モーターの回転をベルトで2段減速してキャプスタンを回転させてカードを送っています。

分解して調べると、2本ゴムベルトが伸びて回転を伝えていませんでした。

手持ち部品にあった適当なサイズのベルトと交換しました。

動作確認すると、正常にカードを送るようになりました。

トーキング カード プレーヤー ゴムベルト2023年12月23日 21:32

伸びていたゴムベルトです。
テープレコーダー修理用に持っていたゴムベルトが役立ちました。

学研の子犬 チワワ2023年12月23日 22:39

学研の子犬の動くおもちゃです。
シリーズ名は「なかよしワンちゃん」です。
子犬の修理はほとんどはイワヤのあかちゃんシリーズです。学研の子犬は初めてみました。
学研の子犬は、イワヤの子犬と違って鳴き声は無いようです。

「足が折れている」という事で修理依頼されました。

ぬいぐるみを剥がして分解して調べると、右側の前足、後ろ足共に折れていました。

ワイヤーで繋いで接着剤で固定できない程に折れていたので、3Dプリンターで折れた足を作り交換しました。

折れた足の破片を集めて元の形状を調べ、3DCADで適当に円と四角形を組み合わせて足のデータを作りました。

3Dプリンターで出力して取り付けてみるとそれらしくなりました。

ぬいぐるみを着せて動作確認すると、ちゃんと歩きました。

学研の子犬 チワワ 折れた足2023年12月23日 22:50

破断していた足の部品です。
イワヤの子犬とは形状が異なるので、作り置き部品は使えませんでした。

学研の子犬 チワワ 3Dプリンター製の足2023年12月23日 22:51

右前足、後ろ足(白色)が3Dプリンター製です。
左前足、後ろ足(半透明)は元の部品です。

円と四角形の組み合わせなので、元の純正品とは細かい形状が異なりますが、なんとか歩くようになりました。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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