ことばずかんSuperDXのペン2024年01月03日 08:58

ことばずかんSuperDXのペンです。
動作する手持ちのSuperDXのペンが1本だったので、年末にネットフリマで故障品を安く買いました。

届いたので、分解して調べてみると、手持ちのペンと基板、センサー共に違っていました。基板は半分程度に小型化して、センサーもカバーが簡単にはずれる構造になっています。また、ガラス管フューズがポリスイッチになっています。
基板とセンサーは4芯のフラットケーブルで繋がっています。電源のプラス、マイナスと信号の入力、出力と思います。入出力が簡素化されています。

電池を入れてテストすると、起動音が出ません。原因はスピーカー配線がスピーカー側で切れていました。ハンダづけで修理しました。

再度テストすると起動音は出ましたが、読み取りができません。センサーのLEDをスマートフォンのカメラで調べると発光していません。センサー、基板間のフラットケーブルを調べると、センサー側で1本のハンダづけが外れていました。ハンダづけで修理しました。

再度テストすると、正常に読み取りできました。

動作するようになったので、SuperDXのペンのストックが1本増えました。

写真は、修理後の状態です。

ことばずかんSuperDXのペン 断線部分2024年01月03日 09:16

フラットケーブルのセンサー側で断線していました。
断線していたのは、右端の1本でした。

HDMI to VGAコンバータ2024年01月04日 21:21

HDDレコーダーと古いパソコン用のVGAディスプレイを繋いでテレビの代わりにしていますが、年末に、上手く映らなくなったので、取りあえず安物のコンバータを疑い、ネット通販でもう一つコンバータを注文していました。

その後、コンバータの故障ではなく、古いディスプレイの問題だとわかり、ディスプレイを交換してテレビはOKになりました。

注文してしまったコンバータが届いたので、故障でなかったコンバータと交換してみると、何と超安価とはいえ新品なのに、上手く動作しません。

これも勉強と思い、分解して調べると、HDMIコネクタと基板間の配線が1本断線していました。ポリウレタン線をハンダづけして補修しました。

ネット通販の超安価品は、なかには不良品もあるようです。今回は何とかなりました。

HDMI to VGAコンバータ 断線補修箇所2024年01月04日 21:37

上端の配線(GND)が断線していたので、ポリウレタン線をハンダづけで繋いで修理しました。

アンパンマンおしゃべりことばずかん2024年01月06日 15:53

初代のことばずかんをジモティーでいだだきました。
使わなくなったが、故障していないので使いたい方に差し上げたいということでしたが、おもちゃ病院で修理の為に活用するという事で頂く事ができました。

ありがとうございます。

水陸両用ラジコンカー2024年01月06日 18:35

CCP社製の27MHz水陸両用のラジコンカーです。

「動かない」という事で修理依頼されました。

まずは電池チェックしました。OKです。

送信機は前進と回転の2つボタンです。
送信機の前進ボタンを押すと、前輪が回転しました。回転ボタンを押すと、左右の前輪が逆方向に回転しました。
送信機、本体内の受信機、モーターは正常に動作しています。

本体を床に置いて前進ボタンを押すと、モーターの回転音はしますが、走行しません。ギアボックス内で空転しているような音がしました。
回転ボタンを押すと回転動作をしました。

空転の原因を調べるためにギアボックスを分解して調べました。
回転を伝えるギアの途中に、バネで波型の部品を押しつけてタイヤがロックされた時などに空転させる機構が2つ付いていました。
一つは正逆両回転方向で空転させるようになっています。もう一つは、1方向にだけ空転させるラチェットの機構になっています。

前進ボタンを押してギアの動きを観察すると正逆共に空転する部分で空転しているように思えました。

空転しにくくするために、バネの力を少し大きくさせる為、バネのシャフトに硬めの芯線のビニール被覆線を巻き付けて少しバネを縮めました。

ギアボックスを再組み立てして動作確認すると、床に置いての状態から走行するようになりました。

何とかなったので、取りあえず完了とします。

水陸両用ラジコンカー バネ調整2024年01月06日 18:58

ビニール被覆線を巻き付けてバネの力を調整しました。
応急処置的な修理ですが、バネを交換したりスペーサーを入れたりするためには、ギアをシャフトから抜く必要があります。この時にギアを壊すリスクがあるので、ギアを抜かない、失敗しても現状に戻せる方法を選択しました。

もう一つのバネも少し縮めた方が良いかもしれないので、やって見ましたが、ラチェットが滑る音が大きくなるだけで動作に変化はありませんでした。
この部分は元の状態に戻しました。

モーターの正転、逆転で、左右の前輪の回転方向を切換えるために、沢山のギアを使っています。

水陸両用ラジコンカー 送信機アンテナ2024年01月06日 19:50

修理依頼ではないのですが、スプリングアンテナのカバーが根元付近で破断していました。
何とかならないかと考え中です。

水陸両用ラジコンカー アンテナ補修2024年01月06日 20:39

カバーが破断していたアンテナです。

接着剤が効きにくそうな材質なので、ハンダゴテで熱溶着して、黒色ビニールテープを巻き付けました。

スマートな修理ではありませんが、ダラッと垂れ下がっていたアンテナが少ししっかりした感じになりました。

その後、ビニールテープを剥がして、黒色の熱収縮チューブで被覆しました。ちょっとだけスマートな修理になりました。

水陸両用ラジコンカー 後輪2024年01月07日 09:32

動作確認をしていると、回転動作から前進させると時々直進せずに左に回転してしまう事がわかりました。

回転、直進を左右しているのは、小さな後輪の向きでした。2つある大きな後輪は接地していない飾りです。
回転する時は、この小さな後輪が斜め向きに、前進する時は進行方向と同じ向きになるようにできています。
この後輪を支える部分の滑りが悪く、回転から前進する時に、斜め向きから進行方向に変わらない為、左側に回転する事がわかりました。

滑りを良くするために、セラミックグリスを塗ると左折せずに直進するようになりました。

ちょっとした摩擦が大きく動作に影響するようです。
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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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