CDでコマ 円錐形部分と人形型部分2023年05月07日 14:31

円錐形部分と人形型部分を外してCDを交換できます。

CDでコマ モータードライブ2023年05月08日 15:04

錯視を使って回転すると変化して見えるCDが沢山できたので、CDを回転させるモータードライブを作りました。

ケースは、10枚入りのスピンドルケースを利用して真ん中に12Vのモーターを取り付けて、PWM式のモーター制御基板を組み込みました。
電源は外部にして、USB可変電圧電源を繋いでいます。9V程度にすると、ボリュームを低速いっぱいにしてぎりぎり止まらない速度になりました。

モーター軸にCDを取り付けるアダプターは3Dプリンターで作りました。ギアやベルトを使わないダイレクトドライブです。

動作させると、低速から高速回転まで無段階で調整できます。(ギア付モーターやステッピングモーターなら超低速にできますが遅すぎると錯視になりません。)

何に役立つかは不明ですが、上手くできたので、ブログに記録しておきます。

カプセルプラレール 円形のレール2023年05月09日 20:06

連結でGOの部品取りの為に購入したカプセルプラレールです。
2両連結で動くようにしましたが、レールがありません。困ったら3Dプリンター頼みになっていますが、今回も、最低限一周できる円形のレールを作りました。
私が持っている3Dプリンター(FDM式)は10cm☓10cm☓10cmのサイズしか造形物ができません。
円形レールは直径20cm位必要なので、直径18cmで4分の1に分けて作りました。

4つのパーツは本来はめ込み式にしたいのですが、上手くいかず、接着剤とテープで固定しました。

カプセルプラレールは2両連結ではスムーズに動かず、動力車だけならレールに沿って動きました。

おしゃべりカスタネット スピーカー2023年05月12日 15:47

音量の問題で圧電スピーカーを使って修理したのですが、つつじが丘おもちゃ病院さんの回路通りのトランジスタでドライブするフイルムスピーカーに変更しました。

PICとトランジスタのベースを繋ぐ抵抗を指定どおり450Ωを使うと圧電スピーカーと同じ程度の音量になったので本来のスピーカーにしました。

トランジスタは隙間に両面テープで貼り付けています。

ケースのスピーカーコーン側に穴が無いのでどうしても音量は小さめになります。

おしゃべりカスタネット トランジスタ取り付け位置2023年05月12日 15:57

隙間に両面テープでとめました。

夢の子ネルル2023年05月14日 14:44

お話しする人形「ネルル」です。

手のスイッチ、頭のセンサーが反応しないという事で修理依頼されました。
お預かりする際、簡単にチェックすると手のスイッチは反応しないようでした。
手のスイッチはタクトスイッチで、頭のセンサーは圧電素子です。あとはお腹に圧電素子、額にマイクがあるようです。

まずは電池チェックです。単2型4本ともOKでした。
単2の電池フォルダの下にデータ保持用のボタン電池(CR2032)がありました。チェックすると消耗していたので新品と交換しました。

次に動作確認です。電池フォルダをセットすると、日付、時間の設定が始まります。設定には、左右の手のスイッチと頭のセンサーを使います。
質問は誕生日までで家族名称を聞いてこないので初期型タイプだと思われます。

問題なくネルルの指示通りに設定できたので、手のスイッチ、頭のセンサーとも正常に動作して故障が再現しません。

また、お腹をトントンすると「気持ちいい」というので圧電素子も正常です。額のマイクに話しかけると反応があるので、マイクも正常と思われます。

故障原因が何だったのか不明です。返却まで時間を置いて動作確認を続ける事にします。

動作確認を3週間程度続けましたが、正常に動作しています。
データ記憶用電池(CR2032)が不良で交換したこと以外、思い当たる故障原因はありません。

夢の子ネルル 製造年2023年05月15日 16:16

2004年製造でした。
調べるとネルルは、タカラと合併する前のトミー製で2004年発売開始だったようです。
本当に初期型でした。

HDDでコマ2023年05月19日 13:42

CDをコマにする部品を3Dプリンターで作りました。いい感じにできたので、同じ形のHDDのプラッタ(磁気ディスク)でも作ってみました。

鏡面になっているので、鏡のコマになりました。 アンパンマンことばずかんを後ろに置くとアンパンマンが映りこみました。 鏡面が美しいので、カラフルなシールはやめておきました。 また、CDより重いので回転が長く続きます。

赤外線受信モジュール2023年05月19日 14:02

日本橋のパーツ屋さんの閉店セールで一袋買ってしまった赤外線受信モジュールです。

余るほどの在庫になっているのですが、圧電スピーカーと組合せると簡単に赤外線信号を音で確認するチェッカーができました。

赤外線信号のチェックはスマホのカメラで十分できるのですが、パルスを音で確認したいという時につかえます。

部品は受信モジュール(金属シールドは取り外しました。)と圧電スピーカーだけです。モジュールは両面テープで圧電スピーカーに貼り付けました。

受信モジュールは3ピンで写真の様に見た場合、真ん中がVCC、右側がGND、左側が信号OUTです。

圧電スピーカーの黒色配線をGND、赤色配線をOUTに繋いで、VCCに+5V(4V以上)かけて、赤外線リモコンで信号を送ると、パルスに応じた音が確認できます。

タッチスイッチモジュール2023年05月20日 14:35

静電容量式のタッチスイッチ基板です。 つつじが丘おもちゃ病院さんの記事にあったものでアマゾンで調べると20個で360円と安価だったので購入してしまいました。

端子はVCC、I/O、GNDの3つです。使い方は単純でVCCとGNDに電源(2.5〜5.5V)を加え、裏側タッチ部分にタッチすると基板上のLEDが点灯します。またI/O端子にTTLレベル信号が出力されます。 基板上のAをジャンパーすると、通常がハイレベル、タッチするとローレベルとハイレベルローレベルが入れ替わり、Bをジャンパーすると出力がローレベルになるようです。

おもちゃ修理でスイッチで困った時に役立つかもしれません。

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おおさか ひらのおもちゃ病院・東住吉おもちゃ病院・八尾おもちゃ病院で私が修理した事例を紹介します。
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