Sonechan blog(おもちゃ病院)

ジョーゼン製の2.4GHzラジコンカーです。

動かないという事で修理依頼されました。

まずは、電池チェックしました。送信機、本体とも単3電池2本でOKでした。

次に、送信機の電波チェックです。電波チェッカーで調べるとOKでした。

最後に本体を分解して調べると、電源スイッチ部分でハンダづけが外れていました。

ハンダづけをやり直して、動作確認すると正常に動作しました。

ハンダづけが外れていた電源スイッチ部分です。

やりたい放題系のおもちゃです。正式名称は「べビラボ アンパンマン ~脳を育む~ まんまる! いたずらあそび」です。

「コンセント部分の音が鳴らない」という事で修理依頼されました。

まずは電池チェックしました。OKでした。

次に分解して、コンセント部分のスイッチを確認しました。小さいマイクロスイッチが使われていました。
スイッチをオン、オフをしながらテスターで抵抗値をみましたが、スイッチでの変化がわかりません。

スイッチをプリントはからハンダづけを外して調べるとオン、オフで抵抗値が正常です。
ハンダづけで元通りにすると何故か正常に音がでるようになりました。

プリント基板上でハンダクラックがあったのかもしれませんが原因は不明です。

取りあえずは正常になったので、再組み立てして返却日まで動作確認をすることにします。

ハンダクラックがあったのかもと思われるマイクロスイッチの基板です。

ウルトラマンZに出てくる DXキングジョー ストレイジカスタムというキャラクターのようです。

「右腕が折れている」という事で修理依頼されました。

右腕の根元でプラスチック部品が折れています。

折れた部分を分解して調べると、折れた部分の先は肩にハメ込み式の部品になっています。

腕の部品と固定しているネジが途切れるところで折れていました。

折れた部分は面積が小さく接着剤では強度不足です。
そこでネジをより長いネジと交換して、接着剤も使い固定することにしました。

なんとかなりました。

折れたプラスチック部品です。

長い目のネジと接着剤で固定しました。

ミッキーマウスの消防車です。

「ミッキーの顔が振らない」という事で修理依頼されました。

分解して調べると、プルバック式のミニカーで、走りながら、ミッキーが顔を振り、荷台のハシゴも振る仕組みになっています。

プルバックのゼンマイが回転がギアと爪からなる簡単なラチェットで首振りとハシゴ振りに伝わっています。

上手く首振りしないのは、ラチェットの爪部品が劣化してギアの穴にしっかり連動しない為だとわかりました。
一番良い修理はラチェット部品を交換することですが、入手困難で、3Dプリンターでも上手くつくれそうにありません。
仕方ないので、できる範囲で修理することにしました。
ラチェット機構は諦めて、ギアをシャフトに接着剤で固定しました。これでプルバックする時もミッキーは頭を振りますが、走行中も振るようになりました。ハシゴも動きます。

上手く修理できませんでしたが、これで返却します。