Sonechan blog(おもちゃ病院)

2.4GHzのマリオカートラジコンです。
正式名称は、「ドリフトスペックアールシープロ DSP-03 マリオカート7 クッパ」です。

動かないという事で修理依頼されました。
同僚ドクターからの引き継ぎです。

まずは電池チェックです。OKでした。

次に送信機チェックです。2.4GHzまでのチェッカーでテストしました。変調音が聞こえました。OKです。


次はラジコンカー本体です。電池ボックスの電圧チェックです。単4電池２本なので３Vですが、０Vです。

配線を見ると電池間に抵抗型ヒューズがありました。チェックすると切れていました。
ポリスイッチでバイパスしてチェックすると、基板上で３V確認できました。

ここで動作確認しましたが反応はありません。

基板のランドの電圧を測ると、モータードライバーのHブリッジ回路付近で３V確認しました。丸いCOBの配線のなかで１つ３Vを確認しました。

COBに正常に電圧が確認できたので、COBの故障か周辺部品の故障と思います。

COBは交換不能なので、交換できる周辺部品は１２MHｚの水晶発振子だけです。

水晶発振子を取り外しテストする方向で考えています。
水晶が正常なら、残念ですが、COB
不良かチップ部品の不良なので修理不能返却とします。

ラジコンカー内部の基板です。

モータードライバーと思われるチップトランジスタ4個、丸いCOB、12MHｚの水晶発振子が見えます。
後は非常に小さなチップ部品です。

インターネット上で見つけたこの基板の裏側写真には、チップトランジスタが6個付いていました。
表面と合わせて10個です。
Hブリッジが２回路とCOBと接続役のトランジスタ2個と思われます。

ジョーゼンのラジコンカーです。

動かないという事で修理依頼されました。

まずは電池チェックです。

送信機からチェックしました。電池はOKでした。電波チェックもOKでした。

次にラジコンカー本体の電池チェックしました。消耗していました。手持ちの新しい電池に交換すると正常に動作するようになりました。

故障ではなく、本体の電池不良でした。