ラジコン・パトカー 再入院 ― 2023年08月05日 14:04
先月に修理して返却したラジコンパトカーです。
本体基板のハンダづけ部分の破断で再ハンダで修理しました。
また動かないという事で修理依頼されました。
まずは送信機チェックしました。簡単なLED式のチェッカーでは反応ありません。全周波数受信機で確認すると変調音が聞こえました。
LED式のチェッカーが感度不足かと思い、一応、送信機はOKとしました。
次に本体の電池チェックしました。入っていた電池は大部分が消耗していたので、手持ちの電池でチェックを続けました。
電池からの配線された基板上のランドには電池の電圧がきています。
目視で確認したところ、基板上の部品に問題は見つかりません。
これ以上は再度入院として持ち帰り検討しました。
まずは、送信機の再チェックしました。どうも電波が出ていないようです。
送信機の故障かもと思って、手持ちの40MHz送信機で試してみると正常に動きました。
送信機の故障が確定しました。送信機のICは「TX-2A」と刻印があり、普通のおもちゃ用ICです。
ICの不良か、周りのチップトランジスタの不良か、他の部品の不良かはわかりません。
オシロで波形を調べる必要があり時間を要します。
取りあえずは、手持ちの40MHz送信機と交換で対応することにして、返却日までに故障した送信機を調べることにします。
本体基板のハンダづけ部分の破断で再ハンダで修理しました。
また動かないという事で修理依頼されました。
まずは送信機チェックしました。簡単なLED式のチェッカーでは反応ありません。全周波数受信機で確認すると変調音が聞こえました。
LED式のチェッカーが感度不足かと思い、一応、送信機はOKとしました。
次に本体の電池チェックしました。入っていた電池は大部分が消耗していたので、手持ちの電池でチェックを続けました。
電池からの配線された基板上のランドには電池の電圧がきています。
目視で確認したところ、基板上の部品に問題は見つかりません。
これ以上は再度入院として持ち帰り検討しました。
まずは、送信機の再チェックしました。どうも電波が出ていないようです。
送信機の故障かもと思って、手持ちの40MHz送信機で試してみると正常に動きました。
送信機の故障が確定しました。送信機のICは「TX-2A」と刻印があり、普通のおもちゃ用ICです。
ICの不良か、周りのチップトランジスタの不良か、他の部品の不良かはわかりません。
オシロで波形を調べる必要があり時間を要します。
取りあえずは、手持ちの40MHz送信機と交換で対応することにして、返却日までに故障した送信機を調べることにします。
ラジコン・パトカー 送信機 ― 2023年08月05日 14:25
左側が故障した送信機、右側が手持ちの交換用送信機です。
ラジコン・パトカー 故障した送信機の内部 ― 2023年08月05日 14:26
故障した送信機の内部です。
ラジコン・パトカー 故障した送信機の基板 ― 2023年08月05日 14:27
故障した送信機の基板です。
SOP8のICが載っています。
SOP8のICが載っています。
ラジコン・パトカー 故障した送信機のIC ― 2023年08月05日 14:28
TX-2Aと刻印がありました。
これが故障ならお手上げという事になります。
後日、オシロスコープでICのピンの波形を調べましたが、エンコードされたパルス信号が出ていません。どうもICの故障のようです。
これが故障ならお手上げという事になります。
後日、オシロスコープでICのピンの波形を調べましたが、エンコードされたパルス信号が出ていません。どうもICの故障のようです。
夢の子ネルル ― 2023年08月05日 17:09
夢の子ネルルです。
2体持ってこられたうちの1体が私の担当になりました。
全く動作しないという事で修理依頼されました。
まずは電池チェックしました。単2電池4本でOKでした。
全く動作しないという事なので、電源系の故障が考えられます。また、ネルルは手のスイッチが故障すると反応しないので、こちらかもしれません。
取りあえず、ぬいぐるみを固定している結束バンド切って、基板電池ボックスを取り出し分解して基板を調べました。
基板から出ている配線が基板の部分で切れていました。黄色の配線が2本、青色の配線が1本切れていました。この配線は、黄色が左手、青色が右手のスイッチでした。これが切れていたので反応しなかったと思われます。
基板側に数cmの配線をハンダづけしてから、この配線に切れた配線をハンダづけして少し配線を長くして余裕を持たせました。
ハンダづけの前に黄色、青色共に、テスターで導通を測りながらスイッチの押してスイッチまでの配線を確定しました。結果は、黄色はOKですが青色はスイッチまでの何処かで切れていることがわかりました。
基板を基板電池ボックスに戻し、動作確認しました。
右手は駄目ですが、左手スイッチが反応するようになりましたが、やや不安定です。左手も断線しているかもしれません。
左手から切開して、調べました。スイッチ部分も分解して調べましたが問題ないようです。黄色の配線を本体側へ調べると、途中で断線部分を見つけました。ハンダづけして熱収縮チューブで絶縁しました。これで、左手スイッチはOKになりました。
右手を切開して調べると、スイッチから5cm位のところで完全に切れていました。切れた本体側からの配線を探すと、青色配線のほかに切れた赤黒色配線を見つけました。
青色配線はハンダづけして熱収縮チューブで絶縁して右手はOKになりました。
赤黒色配線の接続先を探すとお腹部分に配線が繋がっていない圧電素子を見つけました。お腹トントンを検出するセンサーと思います。圧電素子なので極性があり赤黒色配線も納得です。この圧電素子が接続先としました。ハンダづけして、元のお腹にある袋に戻しました。
これで再組み立てして、動作確認しました。左手右手スイッチはOKです。頭のセンサーもOKです。初期設定ができました。
その他のセンサーは奈良おもちゃ病院さんのネット記事にある方法で確認しました。OKだったので、この状態で切開した部分の裁縫をして、結束バンドでぬいぐるみを閉じて、完了とします。
2体持ってこられたうちの1体が私の担当になりました。
全く動作しないという事で修理依頼されました。
まずは電池チェックしました。単2電池4本でOKでした。
全く動作しないという事なので、電源系の故障が考えられます。また、ネルルは手のスイッチが故障すると反応しないので、こちらかもしれません。
取りあえず、ぬいぐるみを固定している結束バンド切って、基板電池ボックスを取り出し分解して基板を調べました。
基板から出ている配線が基板の部分で切れていました。黄色の配線が2本、青色の配線が1本切れていました。この配線は、黄色が左手、青色が右手のスイッチでした。これが切れていたので反応しなかったと思われます。
基板側に数cmの配線をハンダづけしてから、この配線に切れた配線をハンダづけして少し配線を長くして余裕を持たせました。
ハンダづけの前に黄色、青色共に、テスターで導通を測りながらスイッチの押してスイッチまでの配線を確定しました。結果は、黄色はOKですが青色はスイッチまでの何処かで切れていることがわかりました。
基板を基板電池ボックスに戻し、動作確認しました。
右手は駄目ですが、左手スイッチが反応するようになりましたが、やや不安定です。左手も断線しているかもしれません。
左手から切開して、調べました。スイッチ部分も分解して調べましたが問題ないようです。黄色の配線を本体側へ調べると、途中で断線部分を見つけました。ハンダづけして熱収縮チューブで絶縁しました。これで、左手スイッチはOKになりました。
右手を切開して調べると、スイッチから5cm位のところで完全に切れていました。切れた本体側からの配線を探すと、青色配線のほかに切れた赤黒色配線を見つけました。
青色配線はハンダづけして熱収縮チューブで絶縁して右手はOKになりました。
赤黒色配線の接続先を探すとお腹部分に配線が繋がっていない圧電素子を見つけました。お腹トントンを検出するセンサーと思います。圧電素子なので極性があり赤黒色配線も納得です。この圧電素子が接続先としました。ハンダづけして、元のお腹にある袋に戻しました。
これで再組み立てして、動作確認しました。左手右手スイッチはOKです。頭のセンサーもOKです。初期設定ができました。
その他のセンサーは奈良おもちゃ病院さんのネット記事にある方法で確認しました。OKだったので、この状態で切開した部分の裁縫をして、結束バンドでぬいぐるみを閉じて、完了とします。
夢の子ネルル 基板部分の断線 ― 2023年08月05日 18:07
基板部分での断線です。
夢の子ネルル 左手の断線 ― 2023年08月05日 18:09
黄色の配線は1本切れていました。
夢の子ネルル 右手の断線 ― 2023年08月05日 18:11
青色の断線は、完全に切り離れていました。
被覆を剥がし、絶縁用の熱収縮チューブを通して、これからハンダづけするところです。
被覆を剥がし、絶縁用の熱収縮チューブを通して、これからハンダづけするところです。
夢の子ネルル 赤黒色配線 ― 2023年08月05日 18:12
赤黒色配線が切れていた圧電素子です。
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